毛包虫(ニキビダニ)症

ニキビダニというのは、毛包に生息するダニです。健康な状態の犬にこういったダニが見つかるというケースはごく稀だと言えます。しかし、存在するダニの数が異常に多いという場合には、脱毛や細菌感染といった症状が現れる可能性があります。遺伝性の疾患や免疫疾患は、犬の慢性的なニキビダニ症を引き起こすと考えられています。頻度は犬に比べてかなり低いとされますが、猫に発生する種類のニキビダニも存在します。ニキビダニの感染歯、特に顔面や眼の周りに斑状の脱毛を引き起こします。大半は自然に治癒していくものであり、幼犬の大部分は免疫系の成熟と共に回復していきます。しかし、成犬や猫にニキビダニ症がある場合は、どこかに重大な問題がある前兆だと考えられます。このタイプのニキビダニ症は、副腎皮質ステロイド薬の使用、免疫抑制、癌、内臓疾患と関連している可能性があります。ですので、素人目で判断せず、ペットの状態を専門家に評価してもらう事が大切になってきます。通常治療では、注射や化学薬品による洗浄が行われます。また、一部の実験的な新薬も利用されています。ニキビダニによって生じる細菌感染は、場合によっては生命に関わる可能性もあります。そのような場合だと抗生物質の投与が必要となる事が通例です。飼い主が出来る事としては、ニキビダニ症に対する通常治療の検討に加えて、補完療法の利用を検討してみる事でしょう。愛犬の食事を例えばプレムアムタイプの食事にしてみたり、手作りするというのも良いでしょう。食事に新鮮な野菜やレバーを取り入れるなど、食事の改善は免疫系の為にもなりますので、まずはかかりつけ獣医師に相談してみると良いでしょう。